作品概要
『キングコング対ゴジラ』は1962年8月11日に公開された日本映画でゴジラシリーズの第3作。キングコングの権利を所有していたRKO社とのライセンス提携作品。日本での配給は東宝、アメリカではユニバーサル・インターナショナル。総天然色、東宝スコープ。上映時間は97分。東宝創立30周年記念作品。
出典: ja.wikipedia.org
キングコングの権利を買っちゃう東宝の意気込みも凄いが,同じ年に同じスタッフで「妖星ゴラス」まで製作してるという事実。
その他の東宝創立30周年記念作品は…
創立30周年を記念し、6大作品の製作を発表[7]。『キングコング対ゴジラ』・『河のほとりで』・『放浪記』・『天国と地国』・『憂愁平野』・『忠臣蔵 花の巻・雪の巻』[7]。
出典: ja.wikipedia.org
レベル高すぎ!まさに近年のディズニー並みの黄金期!と思いきや,実は4年間で観客動員数が一気に半減するなど日本映画産業は斜陽産業まっしぐらな時代だったんですね…。カンフル剤的な意気込みもあったのかもですね。
レビュー
エンタメ超大作!
キングコング映画的な秘境での冒険劇あり。ゴジラ映画的な自衛隊の攻防劇あり。
そして、怪獣映画的な取っ組み合い大バトル有。この映画に怪獣映画の全てがつまってると言っても過言でもない。
高島忠夫のキャラとタコ部長の怪演により、全般的に明るく軽いノリだが、佐原健二の名演と自衛隊のスマートな活躍により、単なるコメディにはなってはいない。
これも、この作品の魅力。本多監督のバランス感覚には感服する。
アラはあるが、攻めの円谷特撮も素晴らしい。
鑑賞記